受信設備

◆ＣＡＴＶインターネット導入

　インターネットに接続する環境はいろいろあります。アナログモデム、ＩＳＤＮ、ＡＤＳＬ、ＦＴＴＨ、ＣＡＴＶ・・・。私は最近迄ＮＴＴのアイアイプラン１２００（市内通話エリアの１電話番号と１２００円の支払いで約３０００円分の通信が出来るサービスで（３０００円を超えた分に関しては通常の通信料金が課金）でプロバイダに接続していましたが全然時間が足らなくなり、常時接続のＣＡＴＶに変更しました。今まで加入していたプロバイダと同じ系列会社ですが、組織的には全く別会社となる為、他プロバイダへ新規加入となりました。　当初、ＡＤＳＬを検討していましたが、私の家の場合、アナログ回線に戻す場合、電話番号の変更を余儀なくされるとＮＴＴ１０６への問い合わせで判明しました。５年前、転居と同時にＩＳＤＮ回線にしましたがその頃、当地ではＩＳＤＮ回線は現行の市内局番と違う（数字１つインクリメントされる）番号＋個別番号がシーケンシャルに発行されていました。当時、ＩＳＤＮ導入から三ヶ月して、当地でも通常の電話番号体制のままＩＳＤＮ回線に移行できるようになりました。しかし、お陰で若い電話番号で覚えやすい番号になったのが、メリットでした。今回、これの逆を行おうとしているので、当然市内局番の変更が伴ってくる訳です。どこの家庭でも電話番号の変更は困りますよね。引っ越し等の理由は仕方ありませんが・・・。電話番号の変更のお知らせを兼ねて年賀状を出すのもいいかな。と思っていました。しかし、ＡＤＳＬもＦＴＴＨまでの繋ぎの方式だし、アナログ回線に戻せばＮＴＴへ支払う基本料金は安くなるが、プッシュ回線、キャッチホンサービスを追加するとそれ程金額差はなくなるし、一本の回線で３つの電話番号が使えるというメリットを忘れていました。それではフレッツＩＳＤＮにしようかなと思いましたが、支払う金額と通信速度を考え、ＩＳＤＮ回線は電話、ＦＡＸ専用とし、初期投資は掛かるが、通常より２万円安くＣＡＴＶとインターネットが同時で出来るキャンペーン中のプロバイダがあったので、早速乗り換える事としました。

自宅軒下に設置されたＣＡＴＶ用保安器。内部にはＮＴＴの保安器と同様にヒューズが入っています。しかし接地線はありません。どうも供給電圧の関係で接地不要となるようです。ここに幹線から同軸ケーブルで接続されインターネット用とテレビジョン用に保安器内部で分配されているようです。テレビジョンは７台まで無料で視聴可能のようです。但し屋内へブースターを設置するそうです。我が家では、２台のテレビジョンだけなのでブースターは設置していない様です。ちなみに自宅近く迄、光で配信されているので、将来は超高速通信が可能になるかもしれません。現在のテレビジョンは、約２０Ｍｂｐｓらしいので同軸でもインターネット用に最大で２０Ｍｂｐｓまでは可能のようですが、現在サービスは２Ｍｂｐｓが最速となっています。せめてＡＤＳＬ並にしてほしいです。全国的にみると、ＣＡＴＶインターネットは２０Ｍｂｐｓが最速サービスのようです。数年先にはＮＴＴのＦＴＴＨが整備されれば現在と環境ががらっと変わるのでしょう。

リース品のＣＡＴＶモデムです。モトローラ社製のモデムです。プロバイダは、モトローラ縦置型と呼んでいるようです。下り速度３０Ｍｂｐｓ位までは対応しているようです。通常は、上側４個のＬＥＤが点灯しています（緑色）が、一番下のＬＥＤ（オレンジ色）は、通信中に点滅しています。外部ＤＣアダプタタイプではありませんが、内部発熱は感じられません。「ＳＵＲＦｂｏａｒｄ　ＳＢ４１００」が商品名です。ＤＯＣＳＩＳモデムです。

　ＣＡＴＶインターネットは会社などにあるイントラネット、身近では自宅で複数のパソコンをＨＵＢを経由してネットワーク接続している方なら簡単に想像がつくと思います。ＣＡＴＶ回線に重畳されたインターネット回線にユーザＰＣ内にあるネットワークボードから専用のＣＡＢＬＥモデムを介してネットワークに接続するのです。上記保安器が施設側とユーザ側の責任の分界点となります。ＣＡＢＬＥモデムが月々５５０円のレンタル料金を取られるのが少々不満ですが、なにせモデム買い取り制度がないので致し方ないです。　テレビジョンは在京のＴＶ＋ＴＶＫ＋αとかなり増えましたが、時間帯によっては地元系列局がキー局と同じ放送をしている場合全く同じ放送となります（笑い）。

回線速度計測サイトで計測した結果です。ＩＳＤＮ６４ｋ時代に比べれば１０倍近い速度アップになっています。

下り（ダウンロード）速度テスト結果

最高データ転送速度	692.61Kbps (86.57KB/sec)
平均データ転送速度	672.66Kbps (84.08KB/sec)
転送データ容量	742.80KB (123.80KB×6回)
転送時間	8.840 秒
測定日時	2001年12月30日(日) 06時16分


669.21Kbps (1.BIGLOBE)	669.21Kbps (2.BIGLOBE)	692.61Kbps (3.NIFTY)	692.61Kbps (4.NIFTY)	643.14Kbps (5.WAKWAK)	669.21Kbps (6.WAKWAK)

リモートホスト：
利用ブラウザ： Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; )

計測結果の単位「bps」は、1秒間に転送可能なビット数を表しており、1Kbps=1024bps、1Mbps=1024Kbps で計算しています。
計測結果の単位「B(バイト)/sec」は、1秒間に転送可能なバイト数を表しており、1KB=1024バイト、1MB=1024KB で計算しています。
また、1バイト/sec は、8bps に換算されております。

加入したプロバイダのサービスは、２Ｍ、７６８Ｋ、２５６Ｋ（下り速度）があります今回、７６８Ｋで申し込みました。ベストエフォートが７６８Ｋｂｐｓとして、左記の結果より最高データ転送速度：(692.61/768)×100=90.1% データ転送速度平均：(672.66/768)×100=87.6% 　　　　　　　　　　　　　　となりました。１００％とは行きませんが、まあまあの結果だったと思っています。地域によっては同じコースでも、時間帯に関わらず４００Ｋも速度が出ない方もいるらしいので、私の場合は十分満足出来る結果だと思っています。各コースの金額差は４００円～５００円ですから現在の速度に飽きたら、コース変更する事でしょう。　　　　　　　　　　　２００２年１月１日記

ダウンロード速度測定　IE-Version 2.1 by FISDN
【データサイズ：　3 Mバイト 】

ブラウザ： Microsoft Internet Explorer
　　　　Ver 4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)
測定ホスト：　www.nifty.ne.jp

データ：　3 Mバイト
時間：　33.693(秒) [0.623]
速度：　712(kbps)

・測定時間が短かいときは再計測するか、またはデータサイズを変えてください。
・データサイズが小さいときは、早く測定できますが精度が低くなります。
・データサイズを大きくした方が精度の高い測定ができます。
　[詳細版]↓で各種データサイズが選択できます。

　　　　　　＠ｎｉｆｔｙ　ＦＩＳＤＮファーラムの回線速度測定サイトで計測しました。　　　　　　２００２年０１月０７日（月）２１：２９計測結果です。ＢＮＲサイトと同じ計算をすると　　　　　　実勢回線速度（下り）は：（７２１／７６８）×１００％＝９２．７％　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　となり。まあまあ満足の結果でした。